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2015.08.10 Monday

吉山安彦さん 青のシャツ


ある日の朝日新聞に
吉山さんの記事が大きく載っていました。



ちょうどこの時、菊池恵楓園に暮らす
ハンセン病の元患者さんに
シャツの提供をお願いしていたところ


手が不自由な方が多いので
小さなボタンのあるシャツは
あまり着用されないという話を
スタッフの方から聞いていたので
この記事を見た時「あれ?」と思いました。

園内のアトリエでカンバスに向かう吉山さんは
ダンガリーのシャツをカッコよく着ていたのです。


そこで、


「このシャツをください」


とお願いした所、快諾。


早速、写っているアトリエにお伺いしました。
この日は、吉山さんが教える絵画クラブの日。
60年以上の歴史があるこのクラブは
一時、15人以上のメンバーがいたそうですが
高齢化により昨年から吉山さんただ一人に。

しかし、園の向こう側から
吉山さんを慕う一般の生徒さんが集まり、
新たな活気が生まれていました。

死ぬことばかり考えていた吉山さんを救ったのは
絵を描くこと。
好きな絵で
「徹底的に生きてやろう」と決意したのです。

当日のお召し物も、
薄いブルーのチェックのシャツに青いエプロン。
いただいたダンガリーのシャツは
「同じのを2枚持っている」とのこと。



ご本人に自覚はないようですが
「青が好き」なんだと思います。
間違いなく。



天草生まれ。
海を愛した少年の、記憶の色だと感じました。


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